死語は「現代では使用されない言葉のこと。」

「不使用」と言い換えると分かりやすい。

廃語は「使われなくなった言葉のこと」。

「不必要」と言い換えると分かりやすい。

世の中の変遷によりその時代には使われても時代が変われば使われなくなっている言葉は多くのものがあり「死語」「廃語」と呼ばれています。

言葉としては残っているため、使ってはいけないという意味ではありません。

「死語」は古い言葉で使われないもの

「死語」は時代に合わない言葉のことです。

たとえば、江戸時代には普通に使われていた言葉で、現代では使われなくなったものが多くあります。

代わりの言葉が生まれて取って替わられることもあります。

どちらにしましても使われなくなっている言葉のことです。

単語や四字熟語、慣用句、ことわざ、言い回し、固有名詞などに該当するものがあり常識的には使われない言葉のことです。

「廃語」は死語のこと

「廃語」は「死語」のことですが、全く使われていない言葉のことです。

「死語」には使用頻度が落ちているものも含まれますから、「廃語」とまでは言えないものも含まれます。

「廃語」となっているものは代替の言葉に置き換わっている例が多くあります。

例えば「ランデブー」は「デート」に替わられ、「国鉄」「国電」「E電」は「JR」に置き換わっています。

「死語」と「廃語」は異なるもの

「死語」は使われなくなっている言葉、たまに他の言葉と合わせて使われる言葉、話し言葉で出なくなっている言葉などですが、「廃語」は全く使われない言葉のことで、言葉そのものがなくなっていること、他の言葉に置き換わっていることなどから、現代では使われる可能性が著しく低い言葉のことです。

昔はこのような言葉が有ったと紹介されるのがたまにあるぐらいです。

「死語」と「廃語」とは

「死語」は、かつては普通に使われていた言葉でも時代の変遷によりそぐわなくなり、使う頻度が著しく落ちている言葉のことです。

全く使わないという訳ではない言葉も含みます。

「廃語」は「死語」のことですが、現代では全く使用がされない言葉や熟語のことです。

他の言葉に置き換わっている例も多くあり、二度と使われる機会がないと思われる言葉になります。

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