進境は「進歩して達した境地のこと」。
何かが上達した、上手くなったからこそ達することができる境地という意味であり、使うことができるシーンはちゃんとあります。
心境は「心の状態のこと」。
特定の状況における気持ちがどんなものかという意味で使っていく言葉になります。
進境とは意味が異なっているので、そこで区別ができます。
「進境」の意味
進境とは、進歩して達した境地のことです。
進歩したうえで、特定の状況に達したと言える場面で使っていきます。
このような意味ですから、使用できるシーンはそれなりに多くあるのではないかと思われます。
ただ、表現としてはマイナーであると評価でき、こういう言い方を知っている人はそこまで多くないと言える可能性があるでしょう。
「心境」の意味
心境とは、心の状態のことです。
特定のシーンにおける心の状態を示すような場面で使っていくことが多い表現になります。
心境という言い方はそれなりにメジャーであると言えるので、使うことができる機会は多いと言えるでしょう。
進境と比べると、馴染みを感じやすい部分があるので、そこは覚えておいた方がいいと言えるはずです。
「進境」と「心境」の用法や用例
「当初は下手だったものの、毎日かなり練習をしてきたおかげで、今では進境と言える状況になった。
それなりに上達したから、以前とは見違える状況と評価できるだろう。」
「第一志望の学校に受かったときの心境については、今でもよく覚えている。
人生で一番嬉しかったと言えるほどの感覚があったから。
今後も忘れないと思う。」
進境と心境は意味で区別が可能
進境と心境は表記はそれなりに近いと言えますけど、意味は同じではないです。
そのような部分において区別をしていくことができるので、きちんと覚えておきましょう。
ただ、心境はそこそこ有名であると言えますけど、進境についてはそんなに有名ではないので、両者は知名度においても違いがあると評価できると思われるのです。
