ふてぶてしいは「怖いもの知らずで、憎らしいと感じるような態度をとること」。
周囲から見て好ましくない、やや不快な感じがするような態度に対して使っていきます。
割とよく使われる表現であると言えるでしょう。
いけしゃあしゃあは「憎たらしいと感じるほどに平然でいる状況のこと」。
平然といられるわけがないと思えるシチュエーションで、そういう態度をとっている人に対して使っていきます。
「ふてぶてしい」の意味
ふてぶてしいとは、怖いもの知らずで、憎らしいと感じるような態度をとることです。
怖いもの知らずですから、誰に対しても遠慮がないような部分を含んでおり、その憎らしいと感じるような態度でいないといけないので、現実ではあまり見ない光景です。
でも、そういった態度をとる人はたまにいますから、見聞きする機会もたまにあるでしょう。
「いけしゃあしゃあ」の意味
いけしゃあしゃあとは、憎たらしいと感じるほどに平然でいる状況のことです。
こちらも憎らしいと感じるような態度に対して使っていくので、ふてぶてしいと同じような意味と評価できます。
でも、いけしゃあしゃあについては、態度自体は平然でないといけないわけですから、かなり状況としては限定される意味の言葉と言えます。
「ふてぶてしい」と「いけしゃあしゃあ」の用法や用例
「ふてぶてしい態度の人はある意味怖いもの知らずだよな。
あんな態度をとれば万人から嫌われるのが確実なのは予想できるはずだけど、実際にそういう態度を取るわけだからな。」
「前日にあんなでかいミスをしておきながら、あの人はいけしゃあしゃあと出社してきたな。
あそこまで神経が図太い人は滅多にいないと言えるだろう。」
ふてぶてしいといけしゃあしゃあはともに憎らしい態度を意味する言葉
ふてぶてしいといけしゃあしゃあに関しては、ともに傍から見て憎らしい態度という意味があります。
だから、意味は割と似ていると言えるはずです。
でも、これらの言葉に関しては、どちらかと言えばふてぶてしいの方がメジャーであり、こっちの方がよく使われる可能性が高いです。
いけしゃあしゃあはどうしてもマイナーと評価できる言葉なのです。