反逆は「国や世間、君主などに対して背くこと、逆らうこと」。

いろいろな対象に対して、期待を裏切るような行動をとることを反逆と言います。

謀反は「臣下に当たる人間が、君主に背いて兵を出すこと」。

基本的には臣下が君主に対して起こすものであり、反逆と比べると使うことができるシーンがかなり限られていると言えます。

「反逆」の意味

反逆とは、国や世間、君主に対して背くこと、逆らうことを意味しています。

君主に対して使う場合には謀反と同じような意味になりますけど、国や世間に対して使用できるという点は大きな特徴です。

いずれの対象に関しても、期待を裏切るような、予想に反するような行動をとる状況であり、そこ関して特にポイントと言えるはずです。

「謀反」の意味

謀反とは、臣下に当たる人間が君主に対して背いて兵を出すことという意味があります。

現代においては、この意味に該当するケースはなかなかないので、現代で謀反という言葉を使う機会があるとすれば、フィクションの世界などであり、現実の世界ではなかなか使用する機会は少ないでしょう。

そこは謀反という言葉の注意点と言えるはずです。

「反逆」と「謀反」の用法や用例

「脱税をするような人が世の中にはいるわけだが、こういったものは国や世間に対しての反逆行為と捉えることができるのではないだろうか。

かなりの裏切り行為だと思うんだよね。」

「昔は臣下が君主に対して裏切るような行為が割とあったみたいね。

現代では謀反のような行為をすると、バッシングされそうだけど、昔はそれほど珍しくなかったんじゃないかな。」

反逆と謀反はともに裏切り行為である

反逆と謀反に関しては、ともに裏切るという行為であり、その点で意味は同じです。

しかし、反逆は国や世間に対して使用することが多いものの、謀反は君主に対して使用することが多いです。

したがって、それぞれは裏切り行為を働く対象が微妙に違っており、そこに違いがあるでしょう。

反逆は現代でも使う機会が普通にありそうですが、謀反は現代だとフィクションなどの世界に限られます。

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