顔が利くは「有ることの便宜や決定ができる人のこと。」

「影響者」と言い換えると分かりやすい。

顔が広いは「人脈の多い人のこと」。

「人脈」と言い換えると分かりやすい。

何かの便宜を図ってほしい時に、その分野で権限や決定権を持っている「顔が利く」人に頼むとスムースにことが運びます。

「顔が広い」は交際範囲が広いことを言います。

「顔が利く」は影響力のある人のこと

「顔が利く」はその分野に影響力を持ち、権限や決定権がある人のことを言います。

「あの人に依頼すれば何とかしてくれる」と言うことですが、公の場合は公務員や政治家は金銭が絡むと贈収賄となりかねません。

「利く」とは「便宜を図ること、決定をすること、言うことを聞く」の意味になります「顔」はその人のことを言います。

「顔が広い」は人脈が多いこと

「顔が広い」は交際範囲が広いことで、それだけ人脈が多いと言うことです。

紹介をしてくれることの多い人、紹介を頼める人と言うことです。

政治家は職業柄人と逢うことが多く、結果として「顔が広く」なり、依頼ごとや紹介ごとも多くなります。

それが廻りまわって選挙の票数に関係してくるのですから、どこにでも顔を出すのです。

「顔が利く」ためには「顔が広い」ことが必要

「顔が利く」と言うことは権限や権力を持っていることですから、そこに至るまでには多くの人の協力があった訳です。

従って「顔が広い」結果となります。

「顔が広いのに顔が利かない」場合もあり得ますし「顔が広いので顔が利く」場合もあります。

要するに、「顔が利く」は「便宜」など質の問題で「顔が広い」は「人脈」など量の問題と言えます。

「顔が利く」と「顔が広い」とは

「顔が利く」は権限や権力を持つ人が他人の依頼で便宜を図ることを言います。

また、「フリーパス・顔パス」ができる人のことも言います。

責任者や政治家などが該当します。

「顔が広い」は多くの人と繋がりあることを言います。

人脈が多いこと、知人が多いことなどを言いますが、必ずしも「顔が利く」ことにはなりません。

むしろ、人の紹介は頻繁に行われています。

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