物の弾みは「その場の成り行き、そのときの勢いのこと」。

その場の成り行きや勢いによって、何らかの行為をしてしまった、特定の状況を発生させてしまったという意味で使用される言葉になります。

その場の勢いは「その場の雰囲気や空気によって、特定の行動をとってしまうこと」。

本人は必ずしもそれを望んだわけではないものの、その場の流れにおいて、そうせざるを得ない状況になってしまった際に使われます。

「物の弾み」の意味

物の弾みとは、その場の成り行き、そのときの勢いのことです。

その場の成り行きや勢いで決断をし、行動するという意味があります。

したがって、冷静に考えたうえで決断したわけではないと言え、そこがポイントになる言葉でしょう。

こういった行動に走ってしまう経験をしたことがある人は、世の中に非常に多くいると思われます。

「その場の勢い」の意味

その場の勢いとは、その場の雰囲気や空気によって、特定の行動をとってしまうことです。

こちらも冷静に考えたうえで決断仕訳ではない行動となるため、物の弾みと同じような意味になります。

その場の雰囲気的に特定の行動をとらざるを得ないと感じられたときに使うことが多いです。

自身ではやりたくないことをやるときに使うことが多いです。

「物の弾み」と「その場の勢い」の用法や用例

「以前好きだった子と偶然再会して、物の弾みで思い切って告白したんだ。

しかし、結果は失敗だった。

でも、思いを伝えられただけ良しとした方がいいかな。」

「新入社員の歓迎会で一発芸をやらされることになった。

その場の勢いでやることになってしまったんだ。

本当はやりたくなかったけど、先輩との関係を考えると仕方ないよね。」

物の弾みとその場の勢いは同じような意味

物の弾みとその場の勢いは本人が冷静に考えたうえで決断して、行動したわけではない、なんとなくその場の雰囲気や成り行きてきにそうなってしまったという意味で使っていきます。

基本的に両者の意味はほとんど同じであり、同じような場面で使用していくことになるはずです。

しかし、そんなに頻繁に使用する言葉とは言えないでしょう。

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