丸く収まるは「何らかの問題やトラブルが最終的に後腐れなく無事に解決すること」。

当初は解決するのが難しそうに感じられたケースにおいて、最終的には当事者がちゃんと納得したうえで解決を迎えられたという状況で使用していきます。

円満に解決するは「特定のトラブルを穏やかに解決させること」。

後腐れなく解決させるという意味になるので、丸く収まると同じような意味になります。

「丸く収まる」の意味

丸く収まるとは、何らかの問題やトラブルが最終的に後腐れなく無事に解決することです。

トラブルにかかわっている当事者の誰もが、きちんと納得したうえで最終的に解決するといった状況を表しています。

したがって、解決後に何らかの別の問題が再び起きるようなことは考えづらいです。

理想的な解決の仕方と評価できるでしょう。

「円満に解決する」の意味

円満に解決するとは、特定のトラブルを穏やかに解決させることです。

穏やかに解決させる状況なので、丸く収まる同様、当事者が納得したうえで解決したと言える状況であり、解決後に別の問題が出てくるようなケースではないと言えます。

無理やり解決に至らせるといった雰囲気ではなく、平和的な解決が見られるようなシーンで使う言葉です。

「丸く収まる」と「円満に解決する」の用法や用例

「主役を誰がやるかで、複数人がもめていたものの、最終的には丸く収まる状況となった。

お互いに納得したうえで配薬が決まったみたいだから、無事解決といったところだな。」

「こちらのミスで取引先に迷惑をかけてしまったが、特に相手の方から大きなクレームなどが来ることもなく、円満に解決する状況となって良かった。

次からは気を付けないとな。」

丸く収まると円満に解決するに関してはどちらも理想的な解決の仕方

丸く収まると円満に解決するについては、どちらも平和的に、当事者がみな納得したうえで解決に至ったと言えるようなシーンで使っていく言葉です。

意味はそこまで変わりませんから、こういった状況が見られたときにはどちらを使用しても構わないと評価できるでしょう。

基本的には区別するのが難しいという言い方になってしまいます。

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