しんみりは「心が落ち着いている状況のこと、心が沈んでいる状況のこと」。
単純に心が落ち着いているという意味でも使用しますけど、心が沈んでいる、悲しいと感じられるシーンで使うと言えるでしょう。
しみじみは「物静かで、非常に落ち着いている状況のこと」。
したがって、しんみりと非常に近い意味の言葉であると言えるでしょう。
実際、しんみりと同じような意味として使用されやすいです。
「しんみり」の意味
しんみりとは、心が落ち着いている状況のこと、心が沈んでいる状況のことです。
心が落ち着いているケースで使うこともあれば、沈んでいるケースで使用することもあるので、より広い場面で使うことができる言葉になっています。
しかし、心が沈んでいる場面において、他人に対して使うときには気を付けないといけないでしょう。
「しみじみ」の意味
しみじみとは、物静かで、非常に落ち着いている状況のことです。
心が落ち着いている状況で使う言葉であるため、意味としてはしんみりにかなり近い状況と評価できるはずです。
ただ、心が沈んでいるときには使わないので、そこがしんみりとの違いになるでしょう。
しみじみという言葉は知っている人は多いでしょうけど、あまり使われないです。
「しんみり」と「しみじみ」の用法や用例
「あの人は最近恋人に振られてしまって、それでしんみりしているみたい。
よっぽど未練があるんだろうな。
しばらくはこういった状況が続くのかもしれないね。」
「こういう風景を目にすると、非常にしみじみする感覚になってくるよな。
日常では味わえないような心の落ち着きを感じることができるし、またこういう場所に来てみたいよ。」
しんみりとしみじみは同じ意味を持っている
しんみりとしみじみはともに心が落ち着いている状況を指しているので、そういう意味では両者は同じような場面で使うことができます。
ただ、しんみりに関しては心が沈んでいるときにも使うことができます。
したがって、意味が全く同じというわけではないので、そこは知っておく必要があります。
しんみりの方がややメジャーと言えるでしょう。