異容は「普通とは異なる身なりや姿のこと」。

人の見た目などにおいて、通常とは違っている、風変わりであると感じられる場面で使っていくことができます。

異様は「様子が普通とは違っていること」。

異容の意味にやや似ている部分はあるものの、こちらは様子に対して使っていくので、そこは大きなポイントになると言えるでしょう。

「異容」の意味

異容とは、普通とは異なる身なりや姿のことです。

見た目において、通常とは違っている、風変わりと言えるようなケースで使う言葉になります。

そのような状況は割とあるはずなので、こういう言い方ができるケースは割と多いでしょう。

ただ、表現としてはそんなに有名ではありませんから、これを知っている人は少ないと思われます。

「異様」の意味

異様とは、様子が普通とは違っていることです。

意味は異容に近いですけど、こちらは見た目ではなくて、様子に対して使用するので、そこはしっかりと覚えておきましょう。

知名度に関して言えば、異様の方が高いと言えます。

したがって、そこは異容との違いになるでしょう。

異様という言い方はかなりメジャーであり、多くが知っています。

「異容」と「異様」の用法や用例

「ときには異容な恰好をしている人を見ることがある。

しかし、そういう個性が光る見た目に関しては、そんなに珍しい状況ではないし、たまに見られるはずだ。」

「絶対に勝つだろうと思われていたチームが負けると、その試合会場は異様な雰囲気になるな。

目の前で起きた出来事に関して、信じられないといった感覚があるのだろう。」

異容と異様は意味で区別ができる

異容と異様は表記はそれなりに似ていると言えるものの、意味は同じではありません。

細かい部分で一応違いがあるので、そこは覚えておいてほしいです。

また、異様はそこそこ有名な言い方になりますけど、異容についてはそんなにメジャーな言い方ではないので、そこはきちんと理解しておきましょう。

知名度に関しては、大きな違いがあります。

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