「有給休暇」と「リフレッシュ休暇」の違い・意味と使い方・由来や例文

有休休暇は「一定の条件を満たした労働者に対して法律が付与する休暇制度のこと」。

法律によって存在する休暇に関する権利であり、これはどの会社で働いていても同じように利用することが可能となっています。

リフレッシュ休暇は「会社が任意で設定している休暇制度のこと」。

有給休暇とは違い、法律が定めているわけではなく、会社が独自に設定しているものであり、これが存在しない会社もそれなりにあると言えます。

「有給休暇」の意味

有休休暇とは、一定の条件を満たした労働者に対して法律が付与する休暇制度のことです。

法律により取得条件が決められており、基本的には正社員、アルバイトやパートなどの働き方に関係なく取得可能です。

すなわち、どういった会社で働くかにかかわらず使うことができる休暇制度で、休んだ日にも給料は発生する点が特徴です。

リフレッシュ休暇とは、会社が任意で設定している休暇制度のことです。

有給休暇とは別に、労働者がその会社の業務を免除される日として使うことができます。

リフレッシュ休暇は法律により与えられたものではなく、設定していない会社もありますし、リフレッシュ休暇とは違う名称のケースもあります。

また、休んだ日に給料が発生するかは会社ごとに対応が違います。

「有給休暇はその日仕事を一切しないにもかかわらず、給料が出るという素晴らしい制度だ。

ただ、会社にとってはデメリットしかないから、できれば使ってほしくないと思っているのかもしれないな。」

「うちの会社は有給休暇とは別にリフレッシュ休暇もある。

したがって、それだけ仕事を休めるチャンスが多いということだ。

こういった点はありがたいよね。」

有休休暇とリフレッシュ休暇はどちらも労働者が仕事を免除される日ということで、内容は似ています。

しかし、両者は根拠とする部分に違いがあるのです。

有給休暇は法律によって存在していますが、リフレッシュ休暇は会社が独自に設定したものなのです。

つまり、リフレッシュ休暇に関しては、存在しない会社も普通にあると言えるわけです。