ようやくは「長い時間を掛けた末、実現すること」。

「とうとう」と言い換えると分かりやすい。

やっとは「時間を掛けた結果たどりつくこと」。

「ついに」と言い換えると分かりやすい。

「ようやく」「やっと」「とうとう」「ついに」などの言葉は、長い時間の末の結果を表す言葉になります。

「ようやくたどり着いた」「やっとたどり着いた」「とうとうたどり着いた」「ついにたどり着いた」などと使います。

「ようやく」は長い時間待った末の結果のこと

「ようやく」は長い時間が経過している前提で、ものごとの結果が出たことを言います。

時間の経過や苦労続きと言うイメージがあります。

「困難なダム工事はようやくの事、完成までこぎつけた」「長い夜が終わり、ようやく日の出の時刻を迎えた」「ラストを走っていたマラソン選手はようやくゴールにたどり着いた」などと使います。

「やっと」は努力が実ったこと

「やっと」は例えば、苦労続きの仕事などが完成をした時に使う言葉です。

「やっと、このプロジェクトも完成を迎えた」「やっと追いついた」「やっと出口にたどり着いた」「やっとのことで大型建築物は完成をした」「あのような幼児だった女の子もやっと成人式を迎えた」「やっとこさ」「やっとのことで」「やっと完成し感慨無量だ」などと使います。

「ようやく」「やっと」の類語

「ようやく」「やっと」の類語は多くあります。

使い方は「何とか、出来た」「どうにか様になった」「どうにかこうにか」「苦労の末たどり着いた」「ようやっと全部終わった」「辛くも逃げおおせた」「辛うじてセーフ」「ギリギリで間に合った」「間一髪のところでした」「とうとう、やりましたね」などと使います。

「やっと」は「漸と」と表記します。

「ようやく」と「やっと」とは

「ようやく」は時間を掛けて進めていたことが完成にたどり着いた時などに使う言葉です。

「やっと」も同様に使います。

類語としては「何かと、どうにか、どうにかこうにか、苦労の末、ようやっと、辛くも、かろうじて、ぎりぎり、間一髪、とうとう」などがあります。

どれも、長い時間の末にたどり着いた結果を言う時に使われます。

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