意気消沈は「元気がなくなっている状況のこと」。
ひどく落ち込んでいる状況という言い方もできますけど、何らかの出来事によってショックを受けているようなシーンで使用することが多いと言えます。
意気阻喪は「元気や意気込みといった面が見られず、弱弱しく感じられること」。
意気消沈に意味は似ており、要するに落ち込んでいる状況に見えるシーンで使っていく言葉になります。
「意気消沈」の意味
意気消沈とは、元気がなくなっている状況のことです。
何らかの出来事により、ショックを受けたなどの結果、元気を失ってしまったケースで使用していきます。
そのような状況は誰にでもありますし、意気消沈という言葉自体かなり有名と言えるでしょう。
したがって、実際に使う機会はそれなりに存在すると評価できると思われます。
「意気阻喪」の意味
意気阻喪とは、元気や意気込みといった面が見られず、弱弱しく感じられることです。
元気がないという状況に対して使用するので、見た目で言えば意気消沈と大差ない光景に見えるはずです。
しかし、意気阻喪に関してはあまりメジャーな言葉ではないので、実際に使っている人は多くないですし、見聞きする状況も想像しづらいと言えます。
「意気消沈」と「意気阻喪」の用法や用例
「あいつは恋人に別れ話を切り出されて、今は完全に意気消沈という状況だろう。
実際に別れるのかは分からないけど、自分への愛情はもうないって告げられたわけだからショックだよな。」
「俺は今非常に意気阻喪と言える状況だ。
なぜなら会社をリストラされてしまったからだ。
こんな状況になるとは思っていなかったし、この先どうすればいいんだろうか。」
意気消沈と意気阻喪はほぼ同じ意味の言葉
意気消沈と意気阻喪に関しては、言葉も似ていますけど、意味もかなり似ています。
だから、意味に関して区別をすることはかなり厳しいと言わざるを得ません。
ただ、両者は明らかに知名度の面で異なっています。
意気消沈は誰もが知っている有名な言葉ですが、意気阻喪は多くの人は知らない可能性があるので、そこで差を感じることができるはずです。