ワラビは「シダの仲間で茎の先は葉が小さく丸まって固まっている野草のこと。」

「食用シダ」と言い換えると分かりやすい。

ゼンマイは「シダの仲間で茎の先がゼンマイのように丸くなっている野草のこと」。

「食用シダ」と言い換えると分かりやすい。

ワラビとゼンマイはコゴミと並んで見分けが難しいシダ類の野草になります。

食用になるのは若芽が伸びた時で、まだ葉か伸びていない状態になります。

「ワラビ」は食べられる野草です。

「ワラビ」はシダの仲間で葉が成長する前の若葉が丸く小さい塊となって、伸びた茎の先についているものです。

根や茎にはデンプンが含まれていますが、有毒なため必ずあく抜き処理をして無毒化してから食します。

デンプンを粉にして「ワラビ餅」にすることもあります。

あく抜きしないと人も家畜も「ワラビ中毒」になります。

また、あく抜きをしても発がん性は残るとされます。

「ゼンマイ」も食べられる野草です。

「ゼンマイ」はシダの仲間で葉が成長する前にニッキリと伸びた茎の先がおもちゃのゼンマイのように丸く渦を巻いているのが特徴です。

穂先全体が毛でおおわれているものは「男ゼンマイ」と言い、胞子があるので繁殖のために取らないことになっています。

ワラビと同様に重曹などであく抜きをして料理をします。

旬は5~6月になり、渓流沿いに生えています。

「ワラビ」と「ゼンマイ」は知らないと同じに見えます。

「ワラビ」も「ゼンマイ」も野草で同じシダになるものですから、その違いは初めての人には区別が付きません。

「クサソテツ」の「コゴミ」もありより迷ってしまうものです。

「ワラビ」の特徴は渦を巻いていないこと、「ゼンマイ」は渦を巻いていること、「コゴミ」は一本の緑の線が真ん中に入っています。

また「コゴミ」は葉裏にぶつぶつがありません。

これらで区別が付きます。

「ワラビ」と「ゼンマイ」とは。

「ワラビ」はシダの仲間で、茎の先にはこれから葉になるものが小さな塊になっていくつも付いています。

茎全体の先は湾曲していますが、渦は巻いていません。

生では中毒になりますから、必ずあく抜きをして無毒化します。

「ゼンマイ」もシダの仲間で、茎の先はゼンマイの様にとぐろを巻いていますからすぐに分かります。

いずれも山菜料理には欠かせないものです。

おすすめの記事