「管理人」と「守衛」の違い・意味と使い方・由来や例文

管理人は「マンションにいる世話人のこと。」

「マンション世話人」と言い換えると分かりやすい。

守衛は「建物の入り口にいる身分証・通行許可証などを確認する人のこと」。

「確認係」と言い換えると分かりやすい。

どちらも入口にいて出入りを見張ることをしていますが、管理人の方は決められた時にしかいられないのですが、守衛は常駐が原則です。

「管理人」とは普通マンション管理人を言います。

「管理人」または「管理員」とはマンションの管理組合から委託をうけた管理会社から派遣される社員のことです。

例外はありますが、原則管理会社の管理に入るのです。

共用部分と言われる玄関・メールボックス・エレベーター・廊下・庭・植栽・ゴミ置き場・駐車場・自転車置き場・非常階段・掲示版・管理室の管理をし、居住者の把握・相談事や管内の掃除・機器の目視・ゴミの管理・出入り業者の対応など幅広い仕事を持っています。

単なる守衛的なものではないのです。

「守衛」とは建物の管理者からの依頼でゲートに常駐して出入りの人や車の確認をする仕事が主になります。

記帳か身分証明書・通行許可証などの確認をして中に通すのです。

建物全体の警備も行うために警備員と混同されますが、警備員は警備会社からの派遣になります。

原則24時間ですが、夜間は閉鎖をすることが多いようです。

「管理人」は「守衛」の様に玄関近くに管理室を設けて出入りの人を監視しているために「守衛」と間違われていますが、その仕事の範囲は広く縁の下の力持ち的働きをします。

時間が減少される傾向にありますが、「管理人」を廃止した世話人の不在マンションは良いことは余りないようです。

コストカットの付けは大きいと言わざるを得ません。

「管理人」はマンションの玄関や廊下と言う共用部の世話をすることが主な仕事で、出入り業者の対応や居住者とのコンタクト、掃除など広範囲な仕事をこなしているマンションの縁の下の力持ちです。

「守衛」はゲートの管理が主な仕事で、建物全体の警備もします。

警備会社の社員の警備員もありますが、直接雇われる場合もあります。