遊びは「遊ぶことや賭け事に興ずること」。

「遊興」と言い換えると分かりやすい。

戯れは「子供や犬・猫が無心に遊ぶこと」。

「じゃれる」と言い換えると分かりやすい。

遊びはいわゆる「遊ぶ」他に「ひま」「ゆとり」など様々な意味で使分けます。

戯れも「じゃれる」の他に「いたずら」「冗談」「からかい」など別の用法があります。

遊びは心を開放的にして楽しむこと

遊びは、ゲームやかくれんぼ・鬼ごっこ・キャッチボール・縄跳びなどの子供の頃の遊びや麻雀、競馬・競輪などのギャンブルなど多彩ですが、いずれも職業にしている訳ではなく、日頃のストレスを発散するために心を開放的にして楽しく行うことです。
「ゆとり」という意味で使用する場合は機械などの許容範囲での動きのことを言います。

戯れは幼児や犬猫などの動物たちが、無邪気に遊ぶこと

戯れは幼児や動物が無邪気に「じゃれる」と言う行動的なことの他、言動的な面ではセクハラなど行動的なことの後、言い訳として「いたずら」「冗談」「からかい」など本気ではないこと言う場合に使います。
しかし、相手は「戯れ」ではなく本気と受け取る可能性があります。

また、「遊び」もそうですが、性的な言動を差す場合があります。

「遊び」は行動、「戯れ」は言葉でよく使います。

「遊び」は実際に体を動かして楽しむことですが、ゆとりのある気持ちの上では「遊び心」などと使うこともあります。

「戯れ」は「戯言(ざれごと)」のように本気で発する言葉ではなく、相手をからかったり、皮肉ったりする場合に相手に対し言い訳として使います。

「お戯れ」などのように女性に対して性的なことをした場合には女性が使います。

「遊び」も「戯れ」も本来の意味の他にも使われます。

「遊び」は行動を伴う場合が多いのですが、「戯れ」は必ずしもそうではなく、言葉の上のことが多くなります。

何か相手を怒らせるようなことをした場合、本気ではなく「戯れだった」として言い訳をしたりするのです。

「戯言だった」も常識外の言葉を正当化する場合にも使います。

「遊び」の他の使い方は、暇なことで「遊び人」、ゆとりを感じさせることを「遊び心がある」などと言い、機械などでは潤滑に作動させるため行う「ゆとり」という許容範囲を言います。

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