桁違いは「比較する対象と比べて程度が著しい状況のこと」。

何と比較するかによりますけど、比較するものと比べて非常に程度が著しい状況が確認された際に使う言葉と言えます。

桁外れは「普通と比較して程度が著しい状況のこと」。

普通、または平均と比べて明らかに異常な状況が確認された際に使用していく言葉と言えるでしょう。

「桁違い」の意味

桁違いとは、比較する対象と比べて程度が著しい状況のことです。

あくまでも比較対象と比べてなので、何と比較するかが非常に重要になってきます。

そういう意味では、比較する対象が変わるごと、ケースバイケースによって、そのものの評価も変わるということです。

したがって、桁違いに関しては、何とも難しい言葉と言えるでしょう。

「桁外れ」の意味

桁外れとは、普通と比較して程度が著しい状況のことです。

あくまでも比較対象は普通や平均になるので、そこが特徴と言えます。

だから、桁外れについては、比較対象が常に固定されているため、こちらの方が意味はシンプルであると評価できるでしょう。

複雑な部分がないので、理解しやすい面はあります。

普通や平均から逸脱しているため、異常という評価もできます。

「桁違い」と「桁外れ」の用法や用例

「あの人の仕事に対する態度は本当に素晴らしいよな。

俺はそんなに真面目じゃないけど、俺と比較するとすごい熱心な感じだもんな。

俺も見習いたいものだよ。」

「あの人はかなりお金を貯めているらしいぞ。

世間の平均の貯金額と比較すると、10倍くらいあるんじゃないかと言われている。

貯金がきちんとできる人は羨ましいよ。」

桁違いと桁外れは比較するものが違う

桁違いと桁外れは程度が著しいという意味では共通していますけど、何と比べるかという部分で違いがあります。

桁違いは特定のものと比べるため、その都度比較対象が異なりますが、桁外れは普通や平均と比較するため、こちらの方がよりシンプルであり、理解しやすい言葉と言えるでしょう。

普通よりも程度が著しいので、異常とも言えます。

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