遅れるとは「決められた時刻や時期にまた合わないこと」を言います。

簡単に言えば遅刻です。

また、進みが遅い時にも遅れると使われます。

後れるとは「取り残される」という意味です。

他のものに先を行かれて取り残されること、後に残されることを言います。

どちらもおくれると読みますが、主に時間に対してかそれ以外かで使い分けられることが多いです。

「遅れる」の意味

決められた時刻や時期に間に合わない場合、この遅れるが使われます。

遅刻、遅延などはわかりやすい例です。

なにかを約束した際にその時刻に間に合わない場合などによく使われますが、普段通りに進むはずのものが遅れをとっている場合などもこの遅れるが使われます。

例えば電車の遅延なども電車が遅れているとして使われています。

「後れる」の意味

後れるとは、物事の後先で後ろの方、後に残されるということです。

ある物や人などを基準としてそれよりも後ろにある場合に使われます。

また、後れをとるという意味の他に後からなにかをするという意味もあります。

例えば後れて出掛けるのであれば、他の人よりも後から出かけるということになり後に残って後からするという意味になります。

「遅れる」と「後れる」の用法や用例

遅れるとは、「約束の時間に遅れる」「遅刻、遅延」「会議に遅れる」などとして使われます。

主に、時間に対して遅くなる場合に使われることがほとんどです。

後れるとは、「ライバルに後れをとる」「流行りに乗り後れる」「先頭から後れる」などとして使われます。

取り残されることやある人や物事を基準に後に残されることを言います。

まとめ

遅れると後れるとは読み方が同じですが意味は違います。

しかしどちらも比較的に人との関わりの中で使われる場合が多いため、使い分けはしっかりと覚えておくことが大切です。

どちらを使っても間違いではない場合もありますが、文字にする場合正しい漢字で使えた方が相手にも伝わりやすくなりますので正しく使い分けましょう。

おすすめの記事