要介護は「常時看護が必要なこと。」
「常時介護」と言い換えると分かりやすい。
要支援は「日常生活を支援すること」。
「生活支援」と言い換えると分かりやすい。
介護保険法で決められている介護の程度により要介護と要支援があります。
それぞれ段階があり、管轄する部署も異なります。
2年ごとに見直しが行われその時の状態で判断されます。
要介護5はほぼ寝たきり状態で、要支援1は、少しは手伝いが必要なものの日常生活がほぼ出来る人です。
「要介護」は1~5があります。
「要介護」は程度の重い人から軽い人まで5段階に分かれています。
完全介護が必要な要介護5から軽い介護が必要な要介護1までになっています。
自治体の認定員が直接本人の状況を確認することと、医師の判断が認められ、判定会議で正式に認定作業は行われます。
程度が次第に軽くなる人は脳卒中患者や急性の病気の人、けがをした人など回復が速い人ですが、逆に重くなる人もいて程度はよく替わります。
介護とは食事・入浴・排泄などが一人では出来ない人の手助けすることです。
「要支援」は1~2があります。
「要支援」は2段階あります。
介護は必要としないものの、日常生活が円滑には出来ない人が対象になります。
また、介護が必要になる恐れがある人も対象です。
例えば見守りが必要で活発な動きが出来ず、交通機関も一人ではおぼつかない人、金銭の管理が十分に出来ない人、認知症の恐れがある人などが認定されます。
「要介護」から移ってきた人も多く、逆に「要介護」になる人もいます。
管轄は包括支援センターになります。
「要介護1」と「要支援」は区別が難しい。
「要介護1」の人が「要支援1」「要支援2」になる場合があります。
どうしてなのか、本人は、状況は変わらないと認識していても、認定員が異なれば判断が異なるものなのか、あるいは国の方針でなるべく「要介護」の人を減らし財政負担を借る軽くすることなのか分かりませんが、受けられる介護サービスに違いが出るだけに本人は気になるかも知れません。
もともと判定基準そのものが似通っていることもあり、認定に幅が出てしまうのかも知れません。
「要介護」「要支援」
「要介護」は食事・排泄・入浴などが一人では出来ず介護が必要な人が受けるもので、認定されれば訪問看護やディサービスなどの必要なサービスが受けられます。
「要支援」の人は一見元気そうに見えますが、体の一部がマヒしていることが多く、日常生活に支障が出ている人、見守り・付き添いが必要な人、認知症の恐れがある人などが認定されて、ディケアなど一定のサービスが受けられます。
自立に向けて努力している人も多いのですが、なかなか難しいのが現実です。