中止は「特定の計画などが取りやめになること」。

その後再び行われる可能性はありますけど、一旦計画はなかったものになるということです。

休止は「特定の活動などに関して一旦止めること」。

その後再び再開するという前提で使うので、休憩を挟むような状況と言え、そこが中止という言葉との大きな違いになると言えるのです。

「中止」の意味

中止は「特定の計画などをとりやめること」。

すでに存在した計画をなかったことにするという意味になります。

なかったことにしますが、再び計画自体が復活する可能性もあります。

とりやめた結果、その計画の扱いをどうするか?というのはケースバイケースであり、その後のことまでは含まれないのが中止という言葉の特徴です。

「休止」の意味

休止とは、続けていた活動などを一旦休むことです。

休憩のような感じで、一旦作業をやめて、再び再開するという状況が多いと言えます。

したがって、休止というのは、一旦続けていた活動をやめるものの、それを後でまた始めるという意味合いも含むのです。

ほぼ確実に再開するという点が休止という言葉の特徴になっているのです。

「中止」と「休止」の用法や用例

「今度行われるはずだった草野球大会が雨で中止になってしまった。

せっかく楽しみにしていたのに、本当に残念だよ。

別の日に開催されたりしないのかな?」

「作業はそろそろ一旦休止にしよう。

30分休憩をとるから、各自で食事などを済ませておくように。

30分後に再び作業を再開するから、そのときにはこの場所に集まってくれよな。」

中止と休止はその後が異なる

中止と休止の1番大きな差と言えば、それが行われた後の状況です。

中止に関しては、特定の計画などが取りやめになることですが、その後同じ計画が復活するか?は分かりません。

しかし、休止に関してはそれまでやっていたことを一旦やめることなので、ほぼ確実に再開することになりますから、そこが違いということになり、見分けるポイントです。

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