大根はにんじんやゴボウなどと同じ「根菜」に分類される野菜です。
かいわれ大根は発芽直後の大根であり、茎と双葉を食用とするものです。
同じ大根という植物ですが、もやしなどと同じ「スプラウト」に分類される野菜であることが大きな違いです。
また、市販されているかいわれ大根は専用に品種改良されたものなので、そのまま育てても、一般的な大根にはなりません。
大きく太い根が特徴の根菜。
根と葉の両方が食用で、日本では根が白いものが一般的。
春の七草のひとつ。
大根はにんじんなどと同じ「根菜」に分類される野菜です。
大きくて太い根が特徴で、名前の由来にもなっています。
根と葉の両方が食用で、煮物や漬物にしたり、根をすりおろして他の料理に薬味として添えるなど、さまざまな料理で使えます。
日本では根が白いものが一般的ですが、地域によっては赤や緑、紫などさまざまな色のものがあります。
また「すずしろ」とも呼ばれていて、春の七草の一つとして古くから親しまれています。
発芽直後の大根。
茎と双葉を食用とする「スプラウト」。
生食。
市販は品種が違い、大根にはならない。
かいわれ大根は発芽直後の大根のことです。
種子から出た茎と双葉を食用とし、もやしなどと同じ「スプラウト」に分類される野菜です。
主に生で食べ、サラダや刺身の色どりなどに使われます。
大根と同じ種類の植物ですが、市販のものはかいわれ大根として品種改良されたものなので、そのまま育てても一般的な大根のようにはなりません。
「大根」と「かいわれ大根」に含まれる栄養素の違い
大根の根にはビタミンＣ以外の目立った栄養素はありませんが、カロリーが少なく、消化を助けるジアスターゼを多く含んでいるので、ダイエット食品として注目されています。
また、葉の部分はビタミンＡが含まれていて栄養価が高く、青汁の原料としても有名です。
一方かいわれ大根には、大根とは違う様々な栄養素が含まれています。
肝臓の解毒作用があるイソチオシアネートや、質のいい睡眠をもたらすメラトニン、他にもビタミンＫやＣなどが多く含まれていて、非常に栄養価が高いのです。
「大根」も「かいわれ大根」も栄養抜群
大根もかいわれ大根も、同じ大根という植物ですが、大根は「根菜」に分類される野菜で、かいわれ大根は発芽直後の大根であり「スプラウト」に分類される野菜です。
同じ大根でも野菜としての分類が異なります。
また、市販のかいわれ大根は品種改良されたものなので、そのまま育てても一般的な大根のようにはなりません。
大根の根にはダイエット効果があり、葉には多くのビタミンＡが含まれていて、とても健康にいい野菜です。
また、かいわれ大根も、肝臓の解毒作用や、質のいい睡眠に効果的なビタミンなど、体にいい成分を多く含んでいます。
大根とかいわれ大根も食事に上手に取り入れて、健康な生活を目指しましょう。
