遠のくは「距離ができる、遠くなってしまうこと」。
ある存在との距離が離れていくシーンで使いますが、実体が存在しないものを対象にすることもできます。
遠ざかるは「距離ができる、遠くなってしまうこと」。
意味は遠のくと同じとなっていますから、そういう箇所において、差を実感することは厳しいと言えると思われるのです。
「遠のく」の意味
遠のくとは、距離ができる、遠くなってしまうことです。
単純に遠くなるというケースで使っていくことができる表現になるでしょう。
こういう言い方はそれなりに使われており、多くのシーンで見聞きすると言えるでしょう。
知名度は結構高くなっており、これを聞いたことがない人は少ないと思われます。
自分で使う可能性も考えられます。
「遠ざかる」の意味
遠ざかるとは、距離ができる、遠くなってしまうことです。
遠のくと意味は同じであり、特に区別はできません。
意味において、差を実感することは容易ではないため、そこはちゃんと理解しておきましょう。
知名度に関しても同じような状況となっており、そこにおいても区別はしづらいと言えるので、ちゃんと覚えておきましょう。
「遠のく」と「遠ざかる」の用法や用例
「今回の模試の結果を見る限りでは、志望校への合格が遠のいた感じだ。
というのも、前回の結果よりも悪くなっており、非常にマズイ状況であると言えるだろう。」
「目的地周辺まで来ているはずだが、肝心の目的地が全く見つからない。
歩いているうちにどんどん遠ざかっているという可能性もあるし、一旦冷静になってみる必要がある。」
遠のくと遠ざかるは意味は同じと言える
遠のくと遠ざかるについては、意味としては同じと言えるでしょう。
そういう部分では区別をしていくことはできません。
同じような場面で使用できる点は、特に頭に入れておかないといけません。
これらの言い方は割と使用されている状況があり、多数の人たちが知っている、親しみを感じることができます。
自分でも使っている可能性があります。