先導は「先に立って導くこと」。

導く側が先に立って、人々を特定の場所まで連れていく形です。

いろいろなシーンで使われる言葉と言えるでしょう。

案内は「事情を知っている側が知らない側に知らせること」。

詳しい側が詳しくない人たちに知らせるときに使いますが、道案内といった感じで先導と同じような意味として使われる場合があります。

「先導」の意味

先導とは、先に立って導くことです。

特定の場所に関して詳しい人が、詳しくない人たちを連れていく際に使われることが多いです。

いろいろなシーンで使われますけど、マラソンや駅伝などの大会ではバイクでコースを先導しているケースが見られます。

そういった形で、先導を担当する人間は、特定の場所までの道のりに関して詳しくない人を導く役割があるのです。

「案内」の意味

案内とは、事情を知っている側が知らない側に知らせることです。

特定の物事に詳しい人が、詳しくない人に細かく教えていくというのが、本来の案内の意味です。

ただ先導と同様に、特定の場所まで連れていくようなケースでは道案内という言葉を使うことがあります。

これは道に関して知らない人に対して、知っている人が知らせるという意味になるでしょう。

「先導」と「案内」の用法や用例

「駅伝などを見ていると、白バイで先導している人たちが確実に存在する。

彼らは警察官であるケースが多いが、こういう機会を夢見て警察官になっている人もいるんだろうな。」

「この前、駅近くの郵便局に行くときに道に迷ってしまい、交番を利用したんだ。

そしたら丁寧に道のりを案内してくれて助かったよ。

スムーズにいくことができた。」

先導と案内は同じような意味として使われることがある

先導と案内に関しては、本来の意味としては違いがあります。

ただ、同じような意味として使われることもあるのです。

先導と案内はともに特定の場所まで、道のりに詳しくない人を連れていくという意味があり、そういう部分では共通しています。

したがって、両者は同じような言葉と解釈されることもあります。

ただ、全く同じ意味ではないので、そこは注意です。

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