「両所」と「両者」の違い・意味と使い方・由来や例文

両所は「2つの場所のこと」。

2つの場所を両所と表現していくわけですが、たまに使われる言い方ではありますけど、頻繁には使用しないと評価できます。

両者は「2人の人のこと」。

2人をともに示すようなシーンで使う言葉であると言えるでしょう。

ただ、一般的には人に対して使いますが、人以外に対しても使えるので、ここはポイントです。

「両所」の意味

両所とは、2つの場所のことです。

2つの場所を対象にするという部分は大きなポイントになるでしょう。

そんなにメジャーな言い方ではありませんから、両所を知っている人はそこまで多くないと言える可能性もあります。

でも、日常的に見聞きするチャンスは多少なりともあるはずなので、そういう部分はしっかりと理解しておきましょう。

両者とは、2人の人のことです。

基本的には人に対して使うことが多いと言えますけど、人以外にも使うことができます。

だから、場所に対しても使用できるケースがあるので、そこは知っておいた方がいいですし、場合によっては両所と同じタイミングでも使うことができるので、ここは重要なポイントになると評価できると言えます。

「この大学はキャンパスが2つあり、入試に関しては両所で行われる状況となっている。

ただ、どちらのキャンパスで受験するかは出願してからじゃないと分からない。」

「俺の友達2人は同じ大学を志望していて、今後その大学のオープンキャンパスに行くみたいだ。

だから、両者に付き添う形で俺も一緒に行くことになったわけだ。」

両所と両者は意味は似ている箇所はありますが、全体的には違いと言える部分があるでしょう。

したがって、そういう部分で区別ができると言えるはずです。

ともに日常生活で使うことがしやすい言い方になりますけど、どちらかと言えば両者の方が使用頻度は高い状況となっています。

ここは頭に入れておいた方がいい部分になるでしょう。