狼狽え者は「慌てている人のこと」。
慌てている部分が観察できる人に対して使っていくので、日常的に使用することがしやすいでしょう。
でも、知名度は低いです。
粗忽者は「ドジであり、そそっかしい人のこと」。
狼狽え者の意味に似ています。
こちらも知名度はあまり高くないので、知らない人が多いと言えると思われるのです。
「狼狽え者」の意味
狼狽え者とは、慌てている人のことです。
慌てている人という意味で使えるので、日常的によく使っていくことができるでしょう。
しかし、知名度的には低いです。
だから、知っている人は少数派であり、普段の生活ではほとんど見聞きしないと言えるでしょう。
そこは知っておきたい部分になります。
馴染みは薄い言い方であると評価できます。
「粗忽者」の意味
粗忽者とは、ドジであり、そそっかしい人のことです。
慌てている人の場合、ドジであるとか、そそっかしいと言えるケースもあります。
したがって、狼狽え者の意味に似ている部分はあるでしょう。
しかし、意味は完全に同じではありませんが。
また、知名度的には粗忽者の方が高いと言える可能性があり、そこは覚えておきたい点です。
「狼狽え者」と「粗忽者」の用法や用例
「狼狽え者は、とにかく慌てている点が特徴と言えるだろう。
したがって、ときには何らかのミスをすることも考えられるから、そういう部分は改善した方がいいだろう。」
「粗忽者と言える人は、自分の周りに少なからずいるのではないか。
そんなに珍しい存在ではないだろうし、そこそこ見られると言える可能性が高いと思うんだよ。」
狼狽え者と粗忽者はともにマイナーな表現
狼狽え者と粗忽者に関しては、意味は完全に一致しているとは言えません。
しかし、似ている箇所は十分に確認できるので、そこは覚えておいた方がいいでしょう。
ともにそんなにメジャーな言い方ではなく、知っている人は多くないです。
でも、粗忽者の方が多少なりとも有名と言える可能性があるのではないかと思われる状況でしょう。