部分は「分割されたものの一領分のこと」。

「領分」と言い換えると分かりやすい。

一部は「全体の一部分のこと」。

「パーツ」と言うと分かりやすい。

全体から見れば「部分」も「一部」も同じことですが、「部分」は全体に占める領域・領分と言う意味合いが強く、「一部」は全体を構成する一つのパーツの意味合いが強い言葉です。

「部分」は領分のこと
「部分」は全体から見てある程度の大きさがある一領分・一領域のことです。

例えば「その部分をもう少し詳しく説明して下さい」「それは部分的には正しい」「部分間がはっきり区別出来るようにしたい」「その部分を拡大して下さい」「全体から見ればその部分はわずかなものだ」「それは全体の大部分を占めていた」などと使います。

「一部」は各部分のこと
「一部」は「一冊の本」「一部上場企業」「高校昼間部」と言う意味もありますが、普通は全体を構成している各部分のことを言います。

例えば「この脚本の一部に不適切な言葉があるので訂正したい」「全体的には良いのですが一部間違った使い方があります」など。

別に「一冊本を下さい」「一部上場を果たした」「学校の昼間部を一部と言う」などと使います。

「部分」と「一部」とでは「部分」が比較的大きい。

「部分」と言う場合と「一部」と言う場合では同じものを言っている場合でも「部分」の方が大きいイメージを持つのです。

「一部」はピンポイント的なニュアンスがあるのに、「部分」にはある領域と言う意味合いがあるためです脚本を部分的に直す」と「一部を直す」とでは「部分的」の方が文章入れ替えなど大幅修正になり、「一部」は誤植や語句の訂正のような感じを受けます。

「部分」「一部」

「部分」は全体のある領域のこと。

「一部」は全体を構成するパーツのこと。

「部分」はある程度の範囲を言うのに対し「一部」はピンポンイト的なことを言います。

「部分修理」と「一部修理」とでは前者の方が、修理範囲が大きいイメージとなります。

しかし、これらの言葉は絶対的なことではなく、あくまでも相対的なことですから、ケースバイケースで使い分けをすれば良いということです。

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