修・シュは「修の呉音のこと」。
「修行」と言い換えると分かりやすい。
修・シュウは「修の漢音のこと」。
「履修」と言い換えると分かりやすい。
呉音の「シュ」はいくつかの言葉に残っています。
例えば、仏教の守護神「阿修羅(アシュラ)」と帝釈天との闘いのことを言う「修羅場(シュラバ)」と言う言葉になっています。
漢音は現代の言葉に多く使用されています。
「修・シュ」は呉音の発音のこと
「修・シュ」は呉音の発音のことで、古い言葉に残っています。
「修行を積む」「山岳信仰の修験道」「修験者は山伏と言う」「阿鼻叫喚の修羅場」などの言葉があります。
現代の日常会話では「修行」が良く使われます。
新入りや若者は経験や知識の不足が露呈すると目上の経験者などから、透かさず「修行が足りない」と揶揄されます。
「修・シュウ」は漢音のこと
「修・シュウ」は漢音読みの発音のことです。
現代の言葉は多くが漢音となっています。
「修学旅行、自動車修理、修身、修辞法、資格の修得、修了式、修飾語、修復が効かない、修理に出す、履修科目、修士課程、社員研修、有識者監修、必修科目」などと使います。
また、人名で「修」は「おさむ、修一、修造」などと使います。
「修」の訓読み、意味
「修」の訓読みは「おさめる、おさまる、かざる」などです。
「おさめる」と言う意味から「修行、修学、研修、修士、必修、履修、修得、修了」などの言葉になります。
「かざる」からは「修辞法、修飾語」などがあります。
まとめる意味もあり「監修」と言う言葉になります。
また、「修」の付く名前の教育機関には「専修大学、修徳学園、修道高校」などがあります。
「修・シュ」と「修・シュウ」とは
「修・シュ」は呉音の発音のことで、「修行(シュギョウ)、修験道(シュゲンドウ)、修験者(シュゲンシャ)、阿修羅(アシュラ)、修羅場(シュラバ)」などの言葉があります。
「修・シュウ」は漢音の発音で「修行、修学、研修、修士、必修、履修、修得、修了」「修辞法、修飾語」「監修」などの言葉があります。
また、人名や学校の名前にも使われています。