無欲は「欲がない状態のこと」。
これといって欲しいものがない、現状に満足しているという意味で使用できる言葉になります。
こういう人は現実的にはあまりいないでしょう。
寡欲は「欲が少ないこと」。
一般的な人たちと比べたときに、欲が少ない、あまりないと言えるケースで使っていく言葉です。
無欲とはちょっと意味が違います。
「無欲」の意味
無欲とは、欲がない状態のことです。
欲が一切ないと言えるケースで使用する言葉になりますから、こういう言葉を使うことができるシーンはなかなかないと言えます。
言葉としてはそれなりに有名ではあるものの、自分で使用した経験がある人はそんなに多くないと思われるのです。
馴染みを感じづらい面もあると評価できるでしょう。
「寡欲」の意味
寡欲とは、欲が少ないことです。
欲がないわけではなく、多少はあるので、その点において無欲とは意味が異なっています。
寡欲に関しては、無欲よりは使用できるシーンは多くありそうですけど、無欲と比べると知名度は低いです。
だから、そういう部分は知っておかないといけないでしょう。
こちらも自分ではあまり使わない言葉です。
「無欲」と「寡欲」の用法や用例
「無欲であると言える人は世の中ではなかなかいない気がする。
欲というのは抑えようとして抑えられるとは限らないものだから、無欲は難しいと言えるんじゃないかな。」
「欲の量というのは、人によってそれなりに差がある状況だろう。
だから、欲深い人もいれば、寡欲と言えるような人もいるはずだ。
そういう状況が存在しているわけだ。」
無欲と寡欲は意味が多少異なる
無欲と寡欲に関しては、意味は似ている部分もありますが、完全に同じではありません。
無欲は欲が一切ないケースで使いますが、寡欲は欲が少ないと言えるケースで使用するので、それぞれは微妙に意味が異なっていると評価できるのです。
したがって、両者は意味において区別できる点があるため、そこは覚えておいた方がいいです。