時価は「その時々に市場で成立している市場価格のこと」。

つまり、その都度価格が変動するという意味を含んでいます。

固定価格ではないので、そこを覚えておくといいです。

市価は「商品が市場で売買される値段のこと」。

言っていることは時価にかなり似ていますが、その時々で変わるとは言い切れず、固定されているケースも含みます。

「時価」の意味

時価とは、その時々に市場で成立している市場価格のことです。

つまり、その都度市場において、価格が決まる状況にあるため、特定のものに関して、具体的な金額を提示できない、固定されていないと評価できるのです。

価格が変動するという点により、ケースごとに高いと感じたり、安いと感じたりする状況がありえるのでしょう。

「市価」の意味

市価とは、商品が市場で売買される値段のことです。

商品が売買される場所を基本的には市場と表現しますから、市価というのは日常的に商品の取引が行われる中で使われる言葉になります。

ただ、市価という言葉を使うチャンスは多くあるものの、実際にこれが使われる機会はそんなに多くないでしょう。

ややマイナーな表現ですし。

「時価」と「市価」の用法や用例

「この寿司屋は基本的にどのネタも時価だ。

だから、その日になってみないといくらなのか全く分からない。

初めての人にとっては入りにくいと言えるだろうな。」

「特定の商品の市価を連日チェックしているが、あまり大きな値動きはないな。

長期的に見たら分からないけど、やっぱり短期的にはほとんど状況は変わっていないと言えるのではないかな。」

時価と市価は一応意味が異なる

時価と市価に関しては、意味はなんとなく似ているように見えるかもしれません。

でも、実際はちょっとした違いが存在している状況なのです。

両者ともに市場で取引される価格を示しているものの、時価はその都度変動する前提です。

しかし、市価の場合にはそのような条件はないので、固定されているケースも多々あるでしょう。

そこが区別すべきポイントです。

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