「ひとまず」と「とりあえず」の違い・意味と使い方・由来や例文

ひとまずは「後のことや他のことはともかくという意味のこと」。

現状において取り組んでいた物事に関して、解決したと言えるような場面で使うことが多いです。

でも、それ以外のことは無視したうえで使います。

とりあえずは「他の問題に関しては差し置いてという意味のこと」。

意味としてはひとまずとほぼ同じと言えるでしょう。

「ひとまず」の意味

ひとまずとは、後のことや他のことはともかくという意味のことです。

最優先でやらないといけないことがあり、それに関して完了した、解決したなどのケースで使っていきます。

ただ、それ以外でもやるべきことが残っているという点が重要で、そこはポイントになるでしょう。

割と有名な言葉なので、誰もが知っていると言えると思われます。

とりあえずとは、他の問題に関しては差し置いてという意味のことです。

他の問題は考慮せず、1つの問題に対して集中するようなケースで使っていく言葉と言えます。

だから、ひとまずと意味は割と似ていると評価できます。

とりあえずという言葉はかなり有名であり、多くが無意識のうちに使用している可能性が高いと言えるでしょう。

「ひとまず1科目分の宿題が終わった。

他の科目の宿題はまだ残っているが、1科目分だけでも終わらせるのは大変だな。

でも、一部でも終わったのは大きいと言えるだろう。」

「明日に関しては大雪が予想されているが、学校が通常通りの登校となるのかは今のところ不明だ。

ただ、とりあえずいつも通りという想定で準備をしておこう。

通常通りの登校じゃなくなったら、そのときに対処すればいい。」

ひとまずととりあえずについてはどちらも他の問題などを無視したうえでという意味で使う言葉になります。

したがって、意味はかなり似ていると言えるでしょう。

どちらも日常的に使用する可能性が高い表現になるので、多くの人たちにとって馴染みを感じやすいですし、かなり知名度が高い表現という言い方ができるのではないかと思われます。