惰気は「やる気がない状況のこと、怠けたい気分のこと」。
こういった部分は多くの人たちが少なからず感じたことがあるものですが、言葉としては有名ではありません。
怠惰は「だらしないこと、すべきことをしない状況のこと」。
惰気の意味に似ていますが、基本的にはこちらの方が有名な言い方になるので、そこは知っておきましょう。
「惰気」の意味
惰気とは、やる気がない状況のこと、怠けたい気分のことです。
何かをしないといけないケースにおいて、それをする気が起きないと言える場面で使っていく言葉になります。
惰気は多くが感じたことがあるものであり、それなりに馴染みを感じやすい感覚でしょう。
でも、言葉としてはあまり有名ではないという評価ができるはずです。
「怠惰」の意味
怠惰とは、だらしないこと、すべきことをしない状況のことです。
こういうシーンはよくあると言えるので、いろいろな機会で使うことがしやすい言葉になるのではないかと思われます。
惰気と比べると、メジャーな言い方になるので、使用頻度としてはこちらの方が高くなるという言い方ができるのではないかと思われる状況でしょう。
「惰気」と「怠惰」の用法や用例
「どうしても惰気を感じるケースがある。
そういうときには何もやる気が起きないんだ。
こういう状況は誰でもあると思うし、そんなに珍しい光景ではないかもしれない。」
「怠惰というのは、1度染みつくとなかなか抜け出すことができない。
したがって、そういう状況にならないように、日頃から気を付けていかないといけないんだ。」
惰気と怠惰は意味はほぼ同じ
惰気と怠惰に関しては意味はある程度は似ており、区別しづらい面があると言えるでしょう。
しかし、両者は使用頻度としては割と差があります。
怠惰はそこそこ使われる言葉になるものの、惰気はそんなに使用されない言葉になるため、こういった箇所に関しては両者を見分けるためのポイントになると評価できると思われるのです。