左見右見は「いろいろな方向を見ること、様子をうかがっている状況のこと」。

左右を両方見るという意味で、傍から見ればキョロキョロしているような光景に感じられるはずです。

左顧右眄は「左右をちらちら見ること、人目を気にして決断できずにいること」。

左見右見と同じような意味は持っていますが、決断できないという意味があるので、ここは特徴的です。

「左見右見」の意味

左見右見とは、いろいろな方向を見ること、様子をうかがっている状況のことです。

左右を見るというところから、様子をうかがうという意味でも使用されることがあります。

一般的にはそんなにメジャーな表現ではないので、馴染みは感じづらいでしょう。

しかし、こういった行為は無意識にしている人が多いので、そこは覚えておくといいです。

「左顧右眄」の意味

左顧右眄とは、左右をちらちら見ること、人目を気にして決断できずにいることです。

左右をちらちら見るという部分については、左見右見にかなり近いですが、人目を気にして決断ができないという意味もあるので、そういった部分に関して知っておく必要があります。

右顧左眄の方がより幅広いシーンにおいて使うことがしやすいと評価できます。

「左見右見」と「左顧右眄」の用法や用例

「態度が挙動不審に見えるような人ってたまにいるよね。

左見右見しているような状況があって、一体何がしたいのかよく分からないと言える場合があるんだ。」

「左顧右眄と言える態度を無意識のうちにとってしまうことがある。

そういうときには周囲から変な感じで見られている可能性がありそうで、嫌になってしまうんだよね。」

左見右見と左顧右眄は意味がかなり似ている

左見右見と左顧右眄に関しては、どちらも左右を見るとか、様子をうかがうといった意味があります。

したがって、同様の意味として使用することが可能と言えるのです。

ただ、左顧右眄については人目を気にしてしまうがゆえに、なかなか決断ができないという意味で使用することもあるので、そこは一応の違いになると評価できるでしょう。

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