千客は「大勢の客のこと」。
とにかく客が多いと言えるシーンで使う言葉になります。
千客万来という言い方をする場合が特に多いと思われるのです。
万来は「多くの人が来ること」。
千客の意味にやや似ていますが、こちらは実際にやってくるという意味が含まれています。
そこはポイントであると言えます。
千客万来という使い方が有名です。
「千客」の意味
千客とは、大勢の客のことです。
客がかなり多いと言えるような場面で使用する言葉になるので、使うことができるシーンはかなり多くあるでしょう。
ただ、このまま使うケースは多くなく、一般的には千客万来という言い方をしていきます。
したがって、こういう部分に関しては特に覚えておいた方がいいのではないかと思われるのです。
「万来」の意味
万来とは、多くの人が来ることです。
多くの人が来る状況で使うので、意味は千客と全く同じではありません。
しかし、同じような場面で使うことができますから、そこは覚えておいてほしい部分になります。
こちらもそのまま使うケースは多くなく、基本的には千客万来の形で使用するので、ここも知っておくといいと評価できるでしょう。
「千客」と「万来」の用法や用例
「今日は千客と言えるほどに多くの客が来ている状況だ。
それだけ売り上げが上がるのはいいけど、この人数で対処していくのはかなり大変であると言える。」
「万来の状況だと、それなりに対応する人たちが多く必要であり、現状の人数だとちょっと足りないと言えるだろう。
したがって、増員した方がいいのではないかと思うんだ。」
千客と万来は意味がそれなりに近い
千客と万来は意味は割と近いと言えます。
完全に同じとは言えないものの、似ている部分はそれなりにあります。
ただ、これらの言葉は単独ではあまり使われません。
千客万来といった形でセットで使用されると言えるので、そこは知っておいてほしい部分になります。
千客万来という言い方はそれなりにメジャーであり、多くが知っているでしょう。
