気概は「困難にも屈しない強い気持ちのこと」。
困難な状況に遭遇しても、その状況にへこたれない意思を持っているような場面で使っていく言葉になります。
気骨は「自分の信じることを貫き、容易に人に屈服しない強い心のこと」。
意味合いとしては気概に近いです。
しかし、気骨という表現はあまり有名ではありません。
知名度に差があると言えるはずです。
「気概」の意味
気概とは、困難にも屈しない強い気持ちのことです。
困難な状況があったとしても、それを乗り越えていこうとする気持ちが感じられるようなシーンで使っていく言葉になります。
したがって、強い気持ちを持っているような人に対して使用する言葉になるのです。
気概という表現はたまに見られるものですから、頭に入れておくといいでしょう。
「気骨」の意味
気骨とは、自分の信じることを貫き、容易に人に屈服しない強い心のことです。
信念を貫き続けるという意味で、妥協しないとか、服従しないという意味が込められています。
屈しないという意味があるので、そこは気概に近いでしょうし、表現としても似ている面があります。
だから、区別はしづらいと感じられる可能性があると言えます。
「気概」と「気骨」の用法や用例
「あの人は本当に気概にあふれるような性格だよな。
困難なことがあっても、そこでへこたれるような雰囲気が全く感じられない。
ああいう性格だと成功しやすいのかな。」
「上司であってもきちんと意見できるような、気骨さを感じられる人になりたいと思う。
俺は完全に上司の言いなりの状況だから、現状ではかなり厳しいと思うけど。」
気概と気骨は似たような意味を持っている
気概と気骨は表記がまず似ていますけど、意味も似た部分があると言えます。
気概は困難な状況に屈しないという意味を持っており、気骨は人に屈しないという意味を持っているので、そこそこ似ている状況と評価できると思われます。
でも、気概はたまに見聞きしますが、気骨はそこまで聞かれないものだと思われるので、そこは知っておきましょう。