脈は「筋状の物が連続している様子や脈拍のこと」。

「山脈」と言い換えると分かりやすい。

脈絡は「一貫している様子、血管に流れる血液の強弱のこと」。

「脈拍」と言い換えると分かりやすい。

「脈」は筋が連なっている様子のことを表しますが、一般的には脈拍のことを言います。

「脈絡」は筋が連続していて矛盾の無いこと、または「脈拍」のことを言います。

「脈」は脈拍

「脈」は「脈拍」のことですが、本来の意味は筋が連続している様子のことで、「脈拍」も拍動が連続している様子のことですから、本来の意味に沿うものです。

血液は心臓と言うポンプから全身に行き渡っていますが、心臓の収縮により流れに強弱が付いています。

そのため血液は流れることが出来るのですが、その様子が「脈」と言う意味に合うものなのです。

「脈絡」は筋道

「脈絡」は物事の筋が通っていることを言い、血液の流れが拍動と共に途切れることなく続いている様子も言うのです。

一般的に一貫性があることや筋道のことを言いますから、「この話には脈絡が無い」は筋に一貫性が無いということです。

「関係の無い話が突然入ってくることを前後の脈絡が無いという」「脈絡は順序だった一貫性のある話のこと」などと使います。

「脈」を使った熟語や言い回し

「脈」は熟語が多く、例えば「脈絡」「山脈」「脈拍」「脈動」「頻脈」「動脈」「静脈」「脈圧」「不整脈」などがあります。

また、「脈が無い」は可能性が無いことを意味します。

好きな異性の反応を見る場合、デートに誘っても会話が途切れることやつまらない話題になってしまうことは「脈が無い」と言うことです。

「脈がある」は少しでも可能性が残っている状態を言います。

「脈」と「脈絡」とは

「脈」は本来筋状の様子が連なっていることを言い、そこから脈白や脈動などの血管の言葉になったものです。

地形的にそのような様子を「山脈」と言う言葉で表しています。

また、異性の反応を表す場合に「脈がある・脈が無い」と使い交際の可能性の有無を表します。

「脈絡」は物事の一貫性のことで、途切れることのない連続性のことです。

それを血管に使うこともあります。

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