旧約は「ユダヤ教やキリスト教の旧約聖書のこと」。

「聖典」と言い換えると分かりやすい。

新約は「キリスト教の新約聖書のこと」。

「聖書」と言い換えると分かりやすい。

「旧約」とは新約聖書に有る「旧い契約」と言う言葉から、2世紀ごろからキリスト教徒により言われた言葉になります。

「新約」はキリスト教徒により「キリストの生涯=福音」「書簡」「初代教会の歴史」などが書かれています。

「旧約」は旧約聖書のこと

「旧約」は旧約聖書を略して言う言葉で、旧約聖書はユダヤ教やカトリック教会・正教会の聖典として扱われます。
内容は天地創造が有名ですが、その他には.ノアの箱舟・カインとアベル・バベルの塔などが創世記にあり、出エジプト記に繋がります。

モーゼの十戒・イザヤ書・エゼキエル書などがあります。

エピソードは多彩なため、数多く映画化されています。

「新約」は新約聖書のこと

「新約」は紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒により書かれたとされた聖典のことです。
新約聖書の内容はキリストの生涯を著した福音書や歴史書・書簡類・黙示録などから構成されていて、最後はヨハネの黙示録で終わっています。

「新約」とは新しい神と人間との約束つまり契約を意味し、初代教会が使い始めた言葉とされます。

「旧約」「新約」で言う「約」は契約のこと

聖書で言う「契約」とは神と人間との間の約束と言う意味になります。
この世はどのように神により造られたのか、どの様に人は神により造られたのか、神により人間はどのように罰せられれたのかなどが旧約聖書には載っています。

「新約」ではキリストを神としますので、キリストの言葉や使徒への手紙が新しい契約になります。

「聖書」とは何か。

旧約聖書は「人類の発祥からの物語」、新約聖書はイエスキリストの生涯を描いた「福音書」と「使徒への書簡集」の性格が強いと言えます。

キリスト教では、キリスト誕生より前に書かれた神と人間の約束を「旧約」と言い、それ以後に書かれたキリストの言葉やキリストによる数々の奇跡・キリストの生涯など、死後弟子たちが書いたものを「新約」と言っています。

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