公演は「公の場で音楽の演奏や演劇の披露をすること」。

対して講演は「公の場で特定の題目についてお話をすること」。

芸術に関することを行うなら公演で、人前など公の場でお話をするなら講演を使うのが正しいです。

「公演」の意味

人前などの公衆の面前で音楽の演奏や演劇、舞踊の披露を行うことを指します。

講演は人前でお話をするときに使いますが、一方で音楽や演劇、伝統的な舞踊だったりなどの芸術面に関することに用いられるのが公演なのです。

「講演」の意味

講演の意味は、人前など公衆の面前で特定の題目について他の人に向かって語ることを指します。

先程の公演とは違い、話術に関することであれば講演です。

また、仏教などで説法をするときに講演が使われる例もあります。

「公演」と「講演」の使用例について

公演は芸術面で使用するので、
「海外の楽団がオーケストラの「公演」をするので、ぜひ聴きに行きたい。」

といったように使います。

一方で講演はお話に関するときに使用するので、
「有名な先生が、経済問題について「講演」をするので聞きに行こう。」

といったように使います。

ちょっと迷ってしまう、「公演」と「講演」の違いについて!

日本には数多くの同音異義語が存在します。

状況によって使い分けできるときもありますが、場合によってはどっちの言葉を使えばいいか分からないときもありますよね。

そこで、今回は同音異義語の一つである「公演」と「講演」の違いについて説明したいと思います。

おすすめの記事