目くらましは「相手の目を欺く手法のこと」。

「迷彩」と言い換えると分かりやすい。

猫だましは「相撲の奇襲戦法のこと」。

「奇襲戦法」と言い換えると分かりやすい。

「目くらまし」を差別用語と言う人がいますが、「めくら-まし」ではなく「め-くらまし」ですから、勘違いになります。

「猫だまし」は大相撲でたまに下位の力士が行う戦法のことです。

「目くらまし」は迷彩や手品などのこと

「目くらまし」は相手の目に錯覚を起こさせる手法のことで、「軍隊の迷彩服・ステルス兵器」や「手品・奇術」、「煙幕」「警察の催涙弾」の類を言います。

また、昔の忍者が使った手法にもいろいろとあるものです。

「一瞬でも正しい判断が出来なくなること」「一瞬目が見えなくなること」「錯覚を起こすこと」などを言います。

「猫だまし」も「目くらまし」の一つ

「猫だまし」は大相撲で下位の力士が上位力士と立ち会う瞬間に、パチンと上位力士の目の前で手を打つしぐさのことを言います。

一瞬、相手が目をつむりスキが出ることを狙ったものですが、決まり手にはならないものです。

小兵力士が行えば効果があるものですが、横綱が行うものではありません。

因みに過去白鳳が二度行ったことで批判を受けています。

「目くらまし」と「猫だまし」に共通すること

「目くらまし」と「猫だまし」には相手を錯乱する意図があります。

「目くらまし」は相手に錯誤や錯乱を起こさせる目的がありますし、「猫だまし」も相手にスキや錯乱を出させる目的があります。

ただし、「猫だまし」の成功率は低く、自分にもスキが出るため負けることが多いものと言えます。

戦闘における「目くらまし」は大事な戦法となり、レーダーに感知されない「ステルス戦闘機」なども出現しています。

「目くらまし」と「猫だまし」とは

「目くらまし」は相手に錯誤や錯乱を与えるもので「迷彩」や「手品」「煙幕」「催涙弾」「ステルス機」「忍者の戦法」などに見られるものです。

攻撃的な相手に対して、有効な戦術となります。

「猫だまし」は大相撲の戦術で、買いの力士が上位の力士に行うもので、奇襲戦法とも言えます。

「猫だまし」も「目くらまし」の一つかも知れません。

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