掲げるは「人目に付くように高くあげること、主張などを示すこと」。

どちらの意味でも使われる可能性があるため、両方とも頭に入れておく必要があります。

翳すは「手に持っているものなどを高くあげること、モノに対して手などを近づけること」。

高くあげるという意味では掲げるに近いです。

それに加えて、モノに手などを近づけるという意味もあります。

「掲げる」の意味

掲げるとは、人目に付くように高くあげること、主張などを示すことです。

ものを高くあげるとき、単に主張などを示す際に使われるため、複数の使用方法が考えられます。

日常生活の中でも割と使う言葉ですから、複数の意味があることは知っておきたいです。

特に主張などを示すという意味に関しては、多くの人が割と頻繁に使うと言えます。

「翳す」の意味

翳すとは、手に持っているものなどを高くあげること、モノに対して手などを近づけることです。

したがって、掲げるが持っている意味の1つにかなり似ています。

ものを高くあげるという部分については掲げるとの意味の違いは難しいと言えますが、モノに対して手などを近づけるに関しては、恐らく翳す独特の意味であると言えるでしょう。

「掲げる」と「翳す」の用法や用例

「社長は自社の成績を業界トップに押し上げるという目標を掲げるみたいだが、どこまで達成できるかな。

現実的にわが社は業界内では中堅どころだからな。」

「今の時代は便利だよな。

切符なんか買わなくても、PASMOやSUICAを自動改札機に翳すだけで通ることができるんだから。

本当に利便性の高いものが生まれてきたものだよ。」

掲げると翳すは同じような意味を持った言葉

掲げると翳すに関しては、全く同じ意味の言葉とは言えません。

しかし、似たような部分を持っていると評価できます。

だから、それぞれの違いをきちんと理解をして、そのうえで両方の言葉を使っていくべきと言えるでしょう。

掲げるも、翳すも日常生活では割と使う言葉ですから、適切なシーンで使用できるようにしていきましょう。

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