順接は「ある出来事が原因で後の出来事が起きること」。
別の言い方をすれば、ある出来事があったのだから、後の出来事が起きるのは当然であるとも評価できます。
順当は「そうなるのが当然と言える状況のこと」。
多くが予想できるような結果に実際になったと言えるシーンで使うことが多いです。
順接の意味にやや似ていると言えます。
「順接」の意味
順接とは、ある出来事が原因で後の出来事が起きることです。
特定の出来事があったからこそ、別の出来事も当然に発生すると言えるようなシーンで使うことができます。
つまり、前後の出来事が密接に関係しているシーンで使われやすいと言えるのです。
順接に関しては、あまり有名な言い方ではないので、知らない人も多いでしょう。
「順当」の意味
順当とは、そうなるのが当然と言えるような状況のことです。
特定の結果に対して、多くがそうなるだろうと予測できたケースで使うことが多いです。
順接の意味にやや似ています。
でも、使用頻度としては順当の方が高いでしょう。
順接はあまり有名ではありませんが、順当はそこそこ有名な言い方になるので、そこは理解しておいてほしいです。
「順接」と「順当」の用法や用例
「世の中では因果関係ははっきりしていることが多い。
特定の出来事があったから、別の出来事が起きたと言えるケースはよくあるんだ。
そういう順接が世の中の仕組みなんだろう。」
「あの子は普段からかなり努力をしていた。
したがって、成績がちゃんと伸びるのは当然とも言えるし、順当な結果と評価できる。
俺も見習いたいものだね。」
順接と順当はやや意味が似ている
順接と順当に関しては意味は似ている状況と言えます。
同じようなシーンで使っていくことがしやすいはずです。
だから、これらの言葉は似たような場面で使うことができる可能性があるのです。
しかし、実際は順接はあまり有名ではありません。
したがって、そこはポイントでしょう。
順当と比べると、使用頻度は低くなりやすいはずです。