収入は「一定期間において得た現金またはそれに準ずるもののこと」。

期間を限定して使う概念であり、基本的には現金の額を収入と呼ぶことが多いです。

報酬は「労働などに対して得ることができる謝礼のこと」。

現金であることも多いですが、現金とは限らず、具体的なモノが対価になるケースも多々あります。

いろいろなシーンで使えます。

「収入」の意味

収入とは、一定期間で得た現金やそれに準ずるものなどの総額のことです。

したがって、現金であるとは限らないものの、金銭的価値を有するものの合計金額と言えます。

一般的には会社から支払われる給料などを指すことが多いので、そういったシーンで使われますが、それ以外のシーンでも使えないことはないので、そこは覚えておきましょう。

「報酬」の意味

報酬とは、労働などに関して得る謝礼のことです。

現金であるケースもありますけど、モノであるケースもありますし、ポイントである場合も考えられます。

謝礼に関しては、対価に当たるものがいろいろなケースでありえるので、幅広く多くのシーンで使うことができます。

会社から支払われる給料などに対しては報酬という言い方はあまりされません。

「収入」と「報酬」の用法や用例

「会社からの給料だけではちょっと収入が少ないな。

思い切って副業でも始めてみようかな。

そうすれば収入を一気に伸ばすことができるかもしれないからね。」

「アンケート調査の謝礼が思った以上にしょぼかった。

これだったら協力しない方が良かったかな。

得た報酬の割にかけた手間があまりにも大きすぎたような気がするんだよね。」

収入と報酬はどちらも金銭的価値を有するもの

収入と報酬という言葉に関してはかなり似ているイメージがあるでしょう。

どちらも金銭的価値を有するものに対して使われるので、確かに似たような部分を持っています。

しかし、収入はたいていの場合で現金を指しますが、報酬は現金とは限りません。

また、収入は通常期間を限定して使う概念ですから、そういった部分で違いがあります。

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