フレは「ある一点が上下左右に動くこと。」
「変動」と言い換えると分かりやすい。
ブレは「有る論点が変化して異なるものになること」。
「変化」と言い換えると分かりやすい。
「フレ」は変動のことですから、相場の値動きや時計の振り子、地震計の針などが「振れること」です。
「ブレ」は変化・ずれることなどですから、発言の趣旨が変化してしまい異なる内容と受け取られることです。
「フレ」は振れのこと
「フレ」は「振れ」と書き、ある一点が変動することです。
「為替は突然急激な上昇にフレた直後、反対の下降にフレ始めた」「上ブレ・下ブレ」「柱時計の振り子はユックリと左右にフレている」「地震計記録ドラムの針が突然上下に激しくフレ始めた」「好きだった女性に見事にフラれた」「地面が大きく揺れ始め、体もフレ始めた」などと使います。
「ブレ」は位置がずれること
「ブレ」は正しい場所から移動してしまうことです。
また、写真の「ブレ」のことも言います。
転じて、発言が変わることも言うようになっています。
「大臣の発言がブレていたので、マスコミからつっこまれている」「内閣の方針と異なる大臣発言はブレと認識される」「大きな置物も地震により位置がブレていた」などと使います。
「フレ」から創られた「ブレ」という言葉
「ブレ」は野球の「バットの軸がブレる」から来ていると言われています。
「バッティングの際、バットを振る時にバットの芯がボールに対して上下にズレることを『ブレる』といったものです」つまり「バットの芯が上下にフレること」という意味になります。
「フレる」から「ブレる」と言えるのです。
マスコミでも要人発言について「ブレる・ブレない」という言葉をよく使います。
「フレ」と「ブレ」とは
「フレ」と「ブレ」は「振れ」という言葉から来ています。
「フレ」は「振れること」「変動すること」などの意味になります。
「相場の上ブレ・下ブレ」「振り子のフレ」「地震計のフレ」と使います。
「ブレ」は「位置の移動」ですから、「バットの軸のブレ」「置物位置のブレ」「写真のブレ」「要人発言の内容のブレ」などと使います。