内定とは「企業が内定通知書を送るなどして、正式に採用をすること決定し、応募者側が入社の意思を示した状況のこと」。

企業が採用を通知し、応募者がその内定通知に承諾した時点で成立するという解釈が一般的です。

内々定とは「企業が内定通知を送ることを約束した状況のこと」。

内定は発生していないが、将来的に発生することを約束した状態のことです。

「内定」の意味

内定というのは、企業が正式に特定の人間などを採用するということを決めて、その通知を送り、学生がその企業に入社することを決めて承諾し、お互いの意思が合致した状態のことです。

法律的には労働契約の成立とされており、企業側が内定を出した後にそれを取り消す場合には、一定の制約の中でしかできないこととされています。

「内々定」の意味

内々定というのは、内定を出すことを約束することになります。

内定は企業側が内定通知書を出すことが必要ですが、それをまだ出していない段階です。

しかし、そのうちそれを送るということを口で求職者に伝えている状態になります。

だから、内々定は時間が経過すれば内定に変化することを十分に期待できる状況と言えるのです。

「内定」と内々定の用法や用例

「今日、第1志望の企業から内定をもらうことができた。

通知書も届いたし、あとは承諾をするだけだ。

子供の頃から憧れていたこの企業で本当に働くことができるとは夢にも思わなかった。

「企業から内々定をもらった。

これでようやく自分も社会人になるということが現実のものとなりそうだ。

でも、まだ聖堂契約は正式に成立していないから油断はしないようにしよう。

内定と内々定の違いはタイミング

求職活動をしている中で、最初にもらうのが内々定になります。

しかし、内々定は単なる口約束なので、それを求職者伝えない場合もありますから、内々定がない状態でいきなり内定ということもありえるのです。

しかし、通常は内々定を出した後に、正式に内定を通知するので、内々定と内定は単なるタイミングの違いということになるのです。

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