気質は「人に接したりする態度などに現われる、その人の心の持ち方のこと」。
性格とか、気性などの言葉で言い換えられる言葉です。
そんなに使われるものではありません。
気風は「ある集団が共通に持っている気性や性質のこと」。
気風に関しては、個人というよりは、集団に対して使っていくことが多い言葉になります。
そこは違いになるのです。
「気質」の意味
気質とは、人に接したりする態度などに現われる、その人の心の持ち方のことです。
人に接する時の態度で判断するその人の性格のような部分であり、特定の人の評価にかかわる要素と言えます。
でも、性格とか人柄という言葉でも表現でき、そっちの方が一般的なので、気質という言い方はあまりされないでしょう。
マイナーな表現と評価できます。
「気風」の意味
気風とは、ある集団が共通に持っている気性や性質のことです。
気質と意味は結構似ているものの、こちらは集団に対して使うことが多い点が特徴です。
つまり、個人に対して使っていくことはあまり多くないので、そこは知っておく必要があります。
使用頻度については気質とあまり変わらないと思われるので、そこも理解しておきましょう。
「気質」と「気風」の用法や用例
「気質というのはそれぞれ人によって違う。
つまり、個性を感じられる部分になるんだ。
そういう意味では、俺も俺ならではの気質を持っていると言えるはずだ。」
「あの人たちは独特の気風を感じさせる。
普通の人とは違うような、あのグループにしかないオーラのような部分があると思える。
そこに特別感を覚えてしまうんだよな。」
気質と気風は性格などに起因する言葉
気質と気風に関しては意味は割と似ていると言えます。
どちらも人間の性格などに関係する部分を示した言葉になりますから。
ただ、気質は一般的に個人に対して使っていきますけど、気風は集団に対して使っていくので、そこはポイントになるでしょう。
分かりやすい違いがあるので、そこを認識しておくといいのではないかと思われます。