「弱点」と「弱み」の違い・意味と使い方・由来や例文

弱点は「至らない点、負い目のあること」。

「欠点」と言い換えると分かりやすい。

弱みは「何かに関して負い目のあること」。

「苦手意識」と言い換えると分かりやすい。

「弱点」は普通の人間なら皆持っていることで、ウイークポイント、欠点、短所などと言います。

「弱み」は負い目のことで、何かに苦手意識を持っていることです。

「弱点」は欠点のこと

「弱点」は弱いところ、自信が持てないこと、弱みがある点などのことを言います。

性格的な面や能力など様々な面で人間は「弱点」を持っているものです。

それを意識して克服する努力をしているのかが問われるのです。

「弱点の無い人間などいない」「弱点が無いなどと言う人は嘘つきだ」「弱点を認識できている人は素晴らしい」などと使います。

「弱み」はあることやある人に関して、弱い点や負い目があることです。

短所や欠点のことを言い、人に関しては負い目と言う方が強くなります。

負い目は人に迷惑を掛けたという気持ちのことです。

例えばお金を工面してくれたということや、借金の肩代わりをしてくれたということなどです。

「弱みを握られている」「弱みを見せてはいけない」などと使います。

「弱点」は欠点のことですが、「弱み」は負い目のことを言います。

欠点の意味もありますが、どちらかと言うと負い目の方になります。

「あの人には弱みがあり、今度会ったら謝罪をするつもりだ」「弱点が多い人」「弱点や弱みは人に見せるものではない」「弱点は克服できても弱みは克服できない」「弱点と弱みは別もの」などと使います。

「弱点」は欠点や短所のことです。

性格的にマイナーな部分や、嫌いな分野、嫌いなたべもの、狭所恐怖症など恐怖を感じることを言います。

「弱み」も同じ意味を持ちますが、それとは別に負い目と言う意味もあります。

人間関係のバランスがマイナスに傾いてしまった場合に感じるものになります。

相手に借りがあるということです。