破局は「関係がもとに戻らないこと。」

「終局」と言い換えると分かりやすい。

破綻は「関係が壊れること」。

「決裂」と言い換えると分かりやすい。

破局は「二人の関係は破局していたようだ」の様に男女間の関係が終わったということで使われる言葉です。

破綻も同じことですが、進行中のことでもう少し広い場合でも使われます。

「破局」は男女間で使われます。

「破局」の「局」は成り行きと言う意味になります。

囲碁将棋などで形勢が悪くなり、成り行きがダメになるということです。

転じて「終わりを迎える・前には戻らない」と言う男女関係の破綻を意味するようになりました。

囲碁将棋の言葉で似たものは「終局」「結局」があります。

「二人は子供がいるにも関わらず、とうとう破局を迎えてしまった」と使います。

「破綻」は物事が成り立たなくなる状態のことです。

「破綻」は「破れほころぶこと」ですから、物事の筋が通らなくなること、普通でなくなること、中断すること、続けることが出来なくなること、終わることなどの意味になります。

「論理は既に破綻している」「生活が借金で破綻した」「計画は破綻した」「二人の関係は性格の不一致と言うことで破綻しそうだ」などと使います。

「破局」も「破綻」も今まで通りには行かないことです。

「破局」は男女関係がなくなることですが、「破綻」は続けることが出来なくなることですから、どちらも今までの関係が切れ、今までの様にはいかないことです。

「既に破局していた」「いよいよ破局を迎える」「論理の破綻を来す」と慣用的に使います。

「破」は「石が砕けること」なので「元の状態に戻れない意味があります。

「破局」と「破綻」とは。

「破局」は男女関係が終わっていること、切れていることを意味します。

「破綻」は全般的な使い方で、続けられない状態のこと、元には戻れないこと、終わっていることなどを意味します。

「あんな仲の良く見える芸能人夫婦の関係が破綻していたなど信じられない」「振り込め詐欺師の論理は、気を付ければすぐに破綻する」などと使います。

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