酔生夢死は「何も価値のあることを何もせず、ただ生きていたというだけで一生を終えること」。
無意味な人生という状況を表す言葉であり、かなりネガティブな意味合いの表現です。
無為徒食は「何の仕事もしないで、ただ毎日をぶらぶらして暮らすこと」。
だらしない日常といった意味で使われやすい言葉で、酔生夢死と同じような意味と評価できると思われます。
「酔生夢死」の意味
酔生夢死とは、何も価値のあることを何もせず、ただ生きていたというだけで一生を終えることです。
価値のあることを特にやらないで、ただ生きているだけという状況なので、傍から見ればかなりくだらない人生に見える可能性が高く、そういった状況を表しているので、他人の人生をバカにするようなニュアンスが含まれていると言えます。
「無為徒食」の意味
無為徒食とは、何の仕事もしないで、ただ毎日をぶらぶらして暮らすことです。
仕事をしないで、適当に毎日を過ごしているような状況を指しており、無駄な過ごし方をしているといったニュアンスの言葉になります。
そういう意味では、酔生夢死にかなり似ている表現と言えるでしょう。
このような生き方をしている人は実際にいると思われます。
「酔生夢死」と「無為徒食」の用法や用例
「酔生夢死のような生き方は実際にあり得るが、そういう状況は非常にもったいないと思うんだよな。
どうせなら何かしら価値のあることに時間を費やすのも悪くないと思うのだが。」
「無為徒食のような過ごし方をしていると暇で仕方ない気がするんだよね。
仕事をしないでどうやって暇を潰すことができるのか、俺には分からないよ。」
酔生夢死と無為徒食はほぼ同じ意味
酔生夢死は価値のあることをしないで毎日をなんとなく過ごす。
無為徒食は仕事をしないで毎日をなんとなく過ごすという意味であり、両者はほぼ同じ意味を表した言葉であると評価できるはずです。
こういった言葉を使う機会はあまり多くないですけど、確実にこのような生き方をしている人は世の中に存在していると言えるはずです。