目の敵は「意図的に相手に対し敵意を持つこと」。
「敵意」と言い換えると分かりやすい。
敵視は「被害意識で相手に敵意を持つこと」。
「敵愾心」と言い換えると分かりやすい。
「目の敵」も「敵視」も相手を恨み闘争心を持つことです。
しかし、恨まれる方はそこまでやられるいわれが無いことが多いものです。
恨む方は一方的な被害者意識があるのかも知れません。
「目の敵」は特定の相手に敵意を持つこと
「目の敵」は「めのかたき」と読み、特定の人や集団、国などが開いて対し敵意や敵愾心を持つことを言います。
「何かと目の敵」することはどんな些細なことでも相手が行うことに批判的になることです。
相手にされる側はなんだかよく分からないが、どうやらこちらに敵意を持っているようだと言う感じなのです。
「目の敵」は敵意を持つ方の自己満足があるものなのでしょう。
「敵視」は相手を敵とみなす意識のこと
自分に危害を与える可能性がある相手には「敵視」をすることは当然なのですが、自分の一人芝居であることがたまにあります。
国同士の争いや反目にはそのようなことが良くあります。
「敵視」する大義名分などなんでもよいのかも知れません。
むしろ、対外的に敵を作ることが国内の引き締めや政権維持になるものと思われます。
「目の敵」は攻撃的、「敵視」は心理的なもの
「目の敵」にされると何かに付け攻撃的な言動を受けることや批判的なことをされます。
「敵視」はそこまではやらず心理的に反目するか警戒心を持つぐらいです。
社会体制の違いは「敵視政策」として現れますが、仕方のないことなのです。
社会主義と自由主義とは水と油の関係ですから、反目し合うことはあっても許し合えることは無いと思われます。
「目の敵」と「敵視」とは
「目の敵」は人間関係では起こり得るものです。
何かで感情を害してしまうと、そのことを心理的に補填するために、相手に攻撃的、批判的な言動をとってしまいます。
相手はそこまで「目の敵」にされるいわれはないことがほとんどです。
「敵視」は相手が危害を及ぼすのではと見做す行為を言います。
「敵視政策」と言う言葉で使われています。
