躍起になるは「必死になること」。
特定の物事に対して特に必死になって取り組むような状況を指しています。
集中して、時間をかけるなどのシーンが現実的にあると言えるでしょう。
ムキになるは「小さいにことに対して本気になる、腹を立てること」。
本気になるという点は躍起になると似ていますけど、腹を立てるという意味もあるので、そこは特徴的と評価できます。
「ムキになる」の意味
躍起になるとは、必死になることです。
特定の物事に対して必死に取り組むときに使う言葉ですが、常識的に考えて必死になりすぎと言えるようなケースで使うことが多いです。
つまり、必死さが常軌を逸していると言えるシーンで使うので、いい意味とは言えない面もあるのです。
したがって、躍起に関しては、必死さの程度という部分が大きなポイントと評価できるでしょう。
「ムキになる」の意味
ムキになるとは、小さいことに対して本気になること、腹を立てることです。
小さいこと、些細なことに関して異常なこだわりを持って取り組んだり、怒りをあらわにしたりするシーンで使っていきます。
躍起になると同じような意味もありますけど、それとは違う意味もあるので、そういったところを認識しておくと良いと評価できるはずです。
「躍起になる」と「ムキになる」の用法や用例
「あいつは仕事のことになると本当に躍起になるよな。
プライベートでは、結構適当な面を見せるのに、仕事においては異常とも言えるほどに真剣になるんだよね。」
「あの人はゲームの話になるとすごいムキになるよね。
どうでもいいと思われるところにこだわるというか、ときには怒ることもあるし。
ちょっと異常に見えてくる。」
躍起になるとムキになるは同じような意味を持っている
躍起になるとムキになるは意味は多少違う面はありますけど、必死になるといった部分において共通しています。
したがって、同じような場面で使うことができるのです。
ただ、ムキになるは腹を立てるという意味も含まれているため、そこは躍起になるとの違いになるでしょう。
どちらも日常生活で使う可能性があるので、覚えておくと良いです。