「トウモロコシ」と「スィートコーン」の違い・意味と使い方・由来や例文

トウモロコシは「イネ科の植物で食用と飼料用などがあるもののこと。」

「コーン」と言い換えると分かりやすい。

スィートコーンは「イネ科の植物で食用の甘い品種のこと」。

「食用コーン」と言い換えると分かりやすい。

三大穀物の一つであるトウモロコシは古くから世界中で作られてきたものです。

食用と飼料用が多いのですが、そのほかにコーンスターチ・デンプン・油脂・燃料などに加工されます。

スイートコーンは食用の甘い品種のことです。

「トウモロコシ」の生産はアメリカと中国が有名です。

「トウモロコシ」と言えばアメリカです。

世界の40パーセントをアメリカが20パーセントを中国が生産しています。

日本も食用としては作っていますが飼料用は輸入品になります。

「トウモロコシ」は食べられる品種とそのほかの用途の品種に分かれます。

食用はスィートコーンが中心で、飼料用はデントコーンが中心です。

最近は病虫害対策としてGMコーンという遺伝子組み換えのものが出来ています。

「スィートコーン」はトウモロコシの中の食用として作られる品種の一つです。

日本ではトウモロコシと言えば「スィートコーン」のことですが、全体からすると一部の品種に過ぎません。

焼く・ゆでる・蒸すなどしてのままの形で食べます。

加工してコーンフレークやコーンミールにしますが、ポッコーンは別種になります。

サニーショコラ・味来・ゴールドラッシュ・ビターコーンなど多くの品種があります。

「スィートコーン」は食用として甘いく食べ易く品種改良がなされたもので、その中でも多くの品種があります。

「トウモロコシ」全体を見れば飼料用やその他用が多くを占めているのです。

世界的に見れば飼料用は6割・食用は3割・バイオエタノール燃料用が1割という割合です。

日本では食用のスィートコーンは生産していますが、飼料用はアメリカ9割を他アルゼンチン・ブラジルなどから輸入しています。

「トウモロコシ」は世界で生産・消費されている三大穀物の一つで、世界全体では飼料用6割・食用3割・バイオ燃料用1割の割合で作られています。

原産は一説ではメキシコなど中南米で今から5,500~7,500年前とされています。

「スィートコーン」は食用トウモロコシとして改良されたもので、甘味が強く柔らかいので食べやすいものです。

日本で栽培されているのは「スィートコーン」になり飼料用トウモロコシなどは輸入に頼っています。