パステルは「顔料を粉末にして粘着剤で固めた画材のこと」「クレヨン」と言い換えると分かりやすい。

チョークは「炭酸カルシウムの粉末を固めた黒板用筆記道具のこと」。

「白墨」と言い換えると分かりやすい。

見た目はパステルもクレヨンもチョークも同じように見えますが、材料も作り方も用途も違います。

クレヨンは顔料を蝋で固めたものです。

「パステル」は四角い角棒が多く、丸棒のチョークの様なものもあります。

「パステル」は粉状の顔料を粘着剤で固めたパステル画の画材です。

水に溶けない性質がある顔料を粉にして、少しの粘着剤で固めて画材です。

絵の具のように混合して他の色を出すことが出来ませんから、「パステル」は多くの微妙な色が作られるのです。

最大の特徴は絵の具やクレヨンの様にテカリやツヤがなく柔らかい感じが出るものです。

ただし、削って混ぜれば違った色が作れます。

「チョーク」は黒板用の筆記具

「チョーク」は白亜層の炭酸カルシウムや石膏の粉を固めたものです。
基本的に白ですが、着色で赤・黄・青・緑・空色・茶・オレンジなどがあります。

細かい字には炭酸カルシウムのもの、太い字には石膏のものが向いているとされます。

基本的には黒板に字やイラストなどが書ければよいものです。

また、繊細な色合いのパステルに似た絵画用角チョークも作られています。

「パステル」と「チョーク」は見た目が同じように見えます。

「パステル」と「チョーク」は同じような形状に見えますが、「チョーク」には「パステル」の鮮やかな顔料の風合いはありません。

「パスタル」は「パステル画」と言う絵画を描くものですが、「チョーク」は黒板などに書ければ良い筆記具なのです。

また、「パステル」は定着材が必要でが、定着させる前は修正が簡単に出来ます。

「パステル」と「チョーク」

「パステル」は顔料の粉を粘着剤で固めたもので、「パステル画」に使用する画材のことです。

重ね塗りが難しいため画材の色は多彩です。

また、顔料の発色が鮮やかに出て、修正もし易く手軽に使えます。

定着が必要ですが、ソフトな感じは独特のものです。

「チョーク」は石膏や炭カルを原料に固めた白墨と言われる筆記具で、黒板などに使用されます。

おすすめの記事